ゴキゲン主婦マイラーのテルです。
2026年9月2日、ANAアメリカン・エキスプレス・カードが17年ぶりに全面リニューアルされました。ゴールド・カードは年会費が34,100円から42,900円に上がり、そのぶん特典も大きく変わっています。
ちょうどこのタイミングで、「マイルを貯めるならANAアメックス・ゴールドとアメックス・ゴールド・プリファードのどちらがいいの?」というご質問をいただくようになりました。
結論から言うと、この2枚は「似ているようで、まったく別の目的のカード」です。そして陸マイラーにとっては、決定的な違いがひとつあります。
【結論】判断の軸は2つあります
| 判断の軸 | 有利なカード | ポイント |
|---|---|---|
| ①ANAマイルの年間移行上限 | ANAアメックス・ゴールド | プリファードは年間40,000マイルが上限。ANAアメックスは上限なし |
| ②年会費の「回収」 | ゴールド・プリファード | 無料宿泊券+トラベルクレジット+家族カード2枚無料で、年会費のほとんどを取り返せる |
ざっくり言うと、「マイルを大量に貯めたいならANAアメックス」「年会費を特典で取り返したいならプリファード」です。どちらが優れているという話ではなく、目的が違うカードなんですね。
この記事でわかること
- 2026年9月2日リニューアルの変更点と、特典ごとの開始日
- 年会費の値上げはいつの請求から適用されるのか
- 2枚のスペックを並べた比較一覧表
- 陸マイラーが見落としがちな「年間40,000マイルの上限」
- プリファードの年会費39,600円をどこまで取り返せるかの試算
- タイプ別の選び方と、2枚持ちという答え
※本記事は2026年9月時点のアメリカン・エキスプレスおよびANAの公式情報をもとに作成しています。特典や条件は変更される場合がありますので、申し込み前に必ず公式サイトでご確認ください。
【2026年9月2日】ANAアメックスが17年ぶりに刷新されました

まず、いま何が起きているかを整理しておきますね。ここを知らずに申し込むと、「年会費が上がっていた」ということになりかねません。
年会費が34,100円 → 42,900円に
| 項目 | リニューアル前 | リニューアル後 |
|---|---|---|
| 本会員の年会費 | 34,100円(税込) | 42,900円(税込) |
| 家族カード | 17,050円(税込) | 21,450円(税込) |
本会員で8,800円の値上げです。決して小さくない金額なので、「その分ちゃんと元が取れるのか」を見ていきましょう。
新しく加わった3つの特典(開始日がバラバラです)
| 新特典 | 内容 | 開始日 |
|---|---|---|
| 利用ボーナスマイル | 年間400万円以上の利用で15,000マイル | 2027年1月1日 |
| POWER LOUNGE PREMIUM | 羽田空港第2ターミナルのラウンジを、同伴者1名まで・回数制限なしで無料 | 2026年9月2日 |
| ダイニング・キャッシュバック | ポケットコンシェルジュ経由の予約・決済で20%還元(年間上限2万円) | 2026年10月29日 |
出典:アメリカン・エキスプレス公式「ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル」
あわせてプライオリティ・パスが年2回まで無料で使えるようになりました。これまでANAアメックス・ゴールドにはなかった特典で、ここでゴールド・プリファードと横並びになりました。
終わるものもあります(ANA SKYコイン獲得サービス)
【注意】ANA SKYコイン獲得サービスは2026年12月31日で終了します
これまで年間400万円以上の利用で10,000 ANA SKYコインがもらえていた特典です。2027年1月1日からは、上の「利用ボーナスマイル15,000マイル」に置き換わります。
SKYコインは1コイン=1円で航空券に使えましたが、マイルは特典航空券に使えば1マイル2円以上の価値になることも多いので、使い方しだいでは実質的なプラスと考えていいと思います。
すでに持っている人は、いつから新しい年会費?
2026年11月21日以降の引き落とし分から新年会費が適用されます。引き落とし日は会員ごとに違うので、ご自身の更新月はマイアカウントの「前回の年会費請求月」で確認できます。
ANAアメックス・ゴールドとゴールド・プリファードを一覧表で比較
リニューアル後の内容で並べると、こうなります。
| 比較項目 | ANAアメックス・ゴールド | アメックス・ゴールド・プリファード |
|---|---|---|
| 年会費(本会員) | 42,900円(税込) | 39,600円(税込) |
| 家族カード | 21,450円(税込) | 2枚まで無料(3枚目以降19,800円) |
| ANAマイル 年間移行上限 | 上限なし | 40,000マイルまで |
| ANAマイル移行の参加費 | 不要(登録も不要) | 年5,500円(ANAコース)+メンバーシップ・リワード・プラス |
| 入会・継続ボーナスマイル | 各2,000マイル | なし |
| 搭乗ボーナスマイル | 区間基本マイレージ+25% | なし |
| ANAカードマイルプラス | 対象 | 対象外 |
| 利用ボーナスマイル | 年400万円利用で15,000マイル (2027年1月1日〜) |
なし |
| 無料宿泊特典 | なし | 年200万円利用+継続で1泊2名分 |
| トラベルクレジット | なし | 継続で10,000円分 |
| プライオリティ・パス | 年2回無料 | 年2回無料 |
| ANAラウンジ(国内線) | 利用可(同伴者1名まで) | 不可 |
| POWER LOUNGE PREMIUM(羽田T2) | 無料・回数制限なし | 不可 |
| ダイニング20%キャッシュバック | 年間上限2万円 (2026年10月29日〜) |
年間上限10,000円 |
| ホテル上級会員資格 | なし | プリンス・オークラ ニッコー |
| 手荷物無料宅配 | 往路1個・復路1個 | 往路1個・復路1個 |
| SFC(スーパーフライヤーズカード) | 切り替え可能 | 不可 |
出典:ANAアメックス提携カード リニューアル/ゴールド・プリファード・カード/アメックス公式FAQ「ANAマイルに移行できるポイントの上限」/ANA公式「スーパーフライヤーズカード」


【決定的な違い①】ANAマイルの年間移行上限

まず、陸マイラーがいちばん見落としやすい違いからいきます。
アメックスのプロパーカード(グリーン、ゴールド、ゴールド・プリファード、プラチナなど)は、ANAマイルへ移行できるポイントが1年間で40,000マイルまでと決まっています。しかもこれはカードを複数枚持っていても合計で40,000マイルまで。プラチナとプリファードの2枚持ちでも増えません。
いっぽうANAアメックス・ゴールドはANA提携カードなので、この上限がありません。
| ANAアメックス・ゴールド | ゴールド・プリファード | |
|---|---|---|
| 年間の移行上限 | なし | 40,000マイル |
| 複数枚持ちで増える? | — | 増えません(プロパー合計で40,000マイル) |
| 移行のための年間参加費 | 不要 | ANAコース 5,500円+リワード・プラス(プリファードは無料付帯) |
| 移行レート | 1,000ポイント → 1,000マイル | 1,000ポイント → 1,000マイル(リワード・プラス登録時) |
出典:アメックス公式FAQ:ANAマイルに移行できるポイントの上限/アメックス公式FAQ:ANAアメックス カードのポイント移行コース
40,000マイルって、どれくらいの決済額?
100円=1ポイント、1,000ポイント=1,000マイルで計算すると、こうなります。
年間400万円の決済 = 40,000ポイント = 40,000マイル
つまり年間400万円を超えて使う方は、ゴールド・プリファードだと上限に当たってしまいます。超えたぶんのポイントはANAマイルに換えられず、ほかの用途に回すことになります。
反対に、年間の決済が400万円に届かない方なら、上限を気にする必要はありません。
ハワイの特典航空券がレギュラーシーズンのエコノミー往復で40,000マイル。「年に1往復ぶんまで」が上限と考えるとイメージしやすいですね。家族4人で行きたいなら、プリファード1枚では足りません。
そもそもポイントサイトからANAマイルへ交換するルートも押さえておくと、貯まる速度がまったく変わります。

——ここまで読むと「じゃあANAアメックス一択では?」と思われるかもしれません。ところが、お金の面ではプリファードのほうが有利になる場合があります。次はそちらを見ていきましょう。
【決定的な違い②】年会費の「回収構造」がまったく違う

年会費だけを比べると、ANAアメックス・ゴールドが42,900円、ゴールド・プリファードが39,600円。その差は3,300円しかありません。
でも大事なのは金額そのものではなく、「その年会費が、どういう形で戻ってくるのか」です。ここが2枚でまったく違います。
プリファードは「現物」で返ってきます
ゴールド・プリファードの特典を、金額に置き換えて並べてみます。
| 特典 | 金額の目安 | 条件 |
|---|---|---|
| フリー・ステイ・ギフト(1泊2名分の無料宿泊券) | 30,000〜40,000円 | 年間200万円以上の利用+カード継続 |
| トラベルクレジット | 10,000円 | カード継続。20,000円以上のホテル予約で利用 |
| メンバーシップ・リワード・プラス | 3,300円 | 無料付帯(通常は年3,300円) |
| ダイニング20%キャッシュバック | 最大10,000円 | ポケットコンシェルジュ経由 |
| 家族カード2枚無料 | 1枚あたり19,800円相当 | 3枚目以降は有料 |
| 年会費 39,600円に対して……無料宿泊券とトラベルクレジットの2つだけで、4〜5万円ぶんに届きます | ||
※無料宿泊券の金額は、対象ホテルの一般的な1泊料金からの目安です。実際の価値は選ぶホテルと時期によって変わります。
私は実際に、この無料宿泊券でザ・プリンス パークタワー東京に泊まりました。そのときのホテル代は82,404円。これが実質0円になったわけですから、それだけで年会費を上回っています。

また新規入会特典のポイントもたくさん獲得できるのが、プリファードの特徴です。
そのポイントで南紀白浜マリオットに泊まりました。こちらは38,188円するホテルでした!


ANAアメックスは「マイル」で返ってきます
いっぽうANAアメックス・ゴールドは、戻ってくるものがすべてマイルです。
| 特典 | マイル | 1マイル2円換算 | 条件 |
|---|---|---|---|
| 継続ボーナスマイル | 2,000マイル | 4,000円 | 毎年・条件なし |
| 利用ボーナスマイル | 15,000マイル | 30,000円 | 年間400万円以上の利用(2027年1月〜) |
| 搭乗ボーナスマイル | 区間基本マイレージ+25% | — | ANA便に乗るたび |
| ANAカードマイルプラス | 決済額に応じて | — | 対象店舗・ANA航空券など |
| ANAコース参加費が不要 | — | 5,500円 | プリファードは毎年必要 |
ここが分かれ目です。
プリファードの特典は「使わなければ1円も戻りません」。無料宿泊券を毎年きちんと使い、トラベルクレジットで20,000円以上のホテルを予約する——この行動ができる方には最強ですが、忙しくて使い忘れる方には、ただの高い年会費になってしまいます。
ANAアメックスのマイルは「使わなくても貯まっていきます」。今年使わなくても、3年後のハワイ旅行のために積み上がります。ただし1マイル2円の価値を出すには、特典航空券として使う必要があります。
年間の決済額で見ると、こうなります
| 年間の決済額 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 200万円未満 | — | どちらも大型特典の条件に届きません。年会費の安いカードやグリーンも検討を |
| 200万〜400万円 | ゴールド・プリファード | 無料宿泊券の条件(200万円)を満たせて、マイルの上限にも当たりません |
| 400万円以上 | ANAアメックス・ゴールド | プリファードはマイルが40,000で頭打ち。ANAは利用ボーナス15,000マイルが加わります |
年間200万〜400万円の方は、プリファードのほうが有利——これは覚えておいて損のない目安です。
違い3:ANAカードだからこそ貯まるマイルがある

ANAアメックス・ゴールドはANAカードです。この一点で、プリファードにはないマイルの入り口がいくつも付いてきます。
- 入会ボーナス2,000マイル+毎年の継続ボーナス2,000マイル
- 搭乗ボーナスマイル:区間基本マイレージの+25%
- ANAカードマイルプラス:ANAの航空券やANA FESTA、対象店舗の決済で通常のポイントとは別にマイルが直接たまる
- ANAラウンジ(国内線)を同伴者1名まで無料で利用できる
- 2027年1月からは年400万円利用で15,000マイルの利用ボーナス
継続ボーナスの2,000マイルだけでも、1マイル2円で考えれば4,000円ぶん。年会費42,900円のうち、持っているだけで約1割が戻ってくる計算です。飛行機に乗る方なら、搭乗ボーナス+25%がさらに積み上がります。
ゴールド・プリファードには、これらのANA特典はひとつもありません。プリファードは「アメックスの旅行カード」であって、「ANAのカード」ではないからです。
これらのボーナスマイルに加えて、いま入会キャンペーンで最大106,000マイル相当がもらえます。キャンペーンの内訳と、200万円の決済をクリアする方法はこちらにまとめました。

違い4:SFC修行を考えているなら、選択肢は1つだけ

ここは見落とされがちですが、とても大きな違いです。
ANAの上級会員資格を一生持ち続けられるスーパーフライヤーズカード(SFC)は、ANAカードからしか切り替えられません。ANAアメックス・ゴールドを持っていれば「ANAアメリカン・エキスプレス・スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード」に切り替えられますが、ゴールド・プリファードからは切り替えできません。
| カード | SFCへの切り替え | SFC後のフライトボーナス |
|---|---|---|
| ANAアメックス・ゴールド | 可能 | ゴールドカードは+40% |
| アメックス・ゴールド・プリファード | 不可 | — |
いつかSFCを取りたい、プラチナ修行をしてみたいという気持ちが少しでもあるなら、ANAアメックス・ゴールドを持っておくほうが将来の選択肢が広がります。
私自身もSFC修行をして解脱しました。体験談はこちらにまとめています。

違い5:無料宿泊券とトラベルクレジットは、プリファードだけ

ここからはプリファードの強みです。まずはフリー・ステイ・ギフトから。
フリー・ステイ・ギフト for ゴールド・プリファード
- 条件:プログラム期間(入会日または切替日から1年間)に200万円(税込)以上の利用+次年度の年会費を支払ってカードを継続
- もらえるもの:国内対象ホテルの1泊2名分の無料宿泊券
- 家族カード会員への譲渡も可能
対象ホテルには、次のようなブランドが並びます。
- Marriott Bonvoy/Hyatt/Hilton
- Seibu Prince Hotels & Resorts/Nikko Hotels International
- New Otani Hotels/Okura Hotels & Resorts/Royal Park Hotels
マリオットやハイアットが選べるのが、この特典のすごいところです。ふだんなら1泊3〜4万円するホテルに、無料で泊まれてしまいます。
もうひとつ、トラベルクレジット10,000円分
カードを継続すると、アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインのホテル予約に使える10,000円分のトラベルクレジットがもらえます。
利用には20,000円以上の対象ホテルを事前決済で予約する必要がありますが、条件さえ満たせば毎年1万円が確実に戻ると考えると大きいですね。
ANAアメックス・ゴールドには、無料宿泊券もトラベルクレジットもありません。ここはプリファードの独壇場です。
違い6:家族カードは、年間24,750円の差になります

意外と見落とされがちですが、ご夫婦で持つなら金額差がいちばん大きく出るのがここです。
| 持ち方 | ANAアメックス・ゴールド | ゴールド・プリファード |
|---|---|---|
| 本会員1枚のみ | 42,900円 | 39,600円 |
| 本会員+家族カード1枚 | 64,350円 (42,900+21,450) |
39,600円 (家族カードは無料) |
| 本会員+家族カード2枚 | 85,800円 | 39,600円 |
家族カード1枚で年間24,750円の差、2枚なら46,200円の差です。これは特典の違いをひっくり返すレベルの金額ですね。
しかも家族カードで使ったぶんも本会員のポイントに合算されます。ご夫婦の決済をプリファードにまとめれば、年間200万円という無料宿泊券の条件も達成しやすくなります。「夫婦で使う」という前提なら、プリファードはかなり強いカードです。
違い7:ホテル上級会員資格と、ポイントの無期限化

プリファードには、さらに2つの見えにくい強みがあります。
①ホテルの上級会員資格が自動で付く
- Seibu Prince Global Rewards ゴールドメンバー
- オークラ ニッコー ホテルズ One Harmony ロイヤルメンバー
プリンスホテルやオークラ ニッコーをよく使う方なら、部屋のアップグレードやレイトチェックアウトなどのサービスが受けやすくなります。ANAアメックス・ゴールドには、この上級会員資格はありません。
②メンバーシップ・リワード・プラスが無料で付く
通常は年3,300円かかるメンバーシップ・リワード・プラスが、プリファードなら無料・自動登録です。これに登録していると、
- ポイントの有効期限が無期限になります
- マイルへの移行レートが上がります(1,000ポイント=1,000マイル)
- 対象加盟店で100円=3ポイント(年間10,000ポイントが上限)
「マイルにするかどうかを、あとからゆっくり決められる」のがプリファードの良さです。ANAマイルは移行してしまうと36か月の有効期限が始まりますが、ポイントのままなら期限を気にせず貯めておけます。
プリファードそのものの詳しい内容は、こちらにまとめました。

違い8:ラウンジと手荷物宅配は、ほぼ横並びになりました

今回のリニューアルでプライオリティ・パス(年2回無料)が両方に付いたため、空港ラウンジの差はかなり縮まりました。
| ラウンジ・空港サービス | ANAアメックス・ゴールド | ゴールド・プリファード |
|---|---|---|
| プライオリティ・パス | 年2回無料 | 年2回無料 |
| 国内の空港カードラウンジ | 利用可 | 利用可 |
| ANAラウンジ(国内線) | 利用可・同伴者1名まで | 不可 |
| POWER LOUNGE PREMIUM(羽田T2) | 無料・回数制限なし | 不可 |
| 手荷物無料宅配 | 往路1個・復路1個 | 往路1個・復路1個 |
ANAラウンジが使えるのはANAアメックス・ゴールドだけです。ANA便に乗る機会が多い方には、これは毎回効いてくる特典ですね。
手荷物無料宅配は両方とも往路・復路それぞれ1個ずつ。使い方や空港カウンターの場所はこちらにまとめています。

結局どちらを選ぶ?タイプ別の答え

ここまでの内容を、選び方の形にまとめます。
ANAアメックス・ゴールドが向いている方
| こんな方 | 理由 |
|---|---|
| ANAマイルを本気で貯めたい | 年間の移行上限がなく、継続2,000マイル・搭乗+25%・マイルプラスも付く |
| 年間の決済が400万円を超える | プリファードだと40,000マイルで頭打ち。2027年からは利用ボーナス15,000マイルも |
| SFCを取りたい/いつか取るかも | SFCに切り替えられるのはANAカードだけ |
| ANA便によく乗る | ANAラウンジ、POWER LOUNGE PREMIUM、搭乗ボーナス |
| ホテル特典を使い切る自信がない | マイルは使わなくても貯まっていきます |
ANAアメックス・ゴールドは、2026年11月4日まで最大106,000マイル相当の入会キャンペーンを実施中です。ハワイのビジネスクラス往復が取れるマイル数なので、申し込むなら今がいちばん良いタイミングですよ。

ゴールド・プリファードが向いている方
| こんな方 | 理由 |
|---|---|
| 夫婦・家族でカードを持ちたい | 家族カードが2枚まで無料。1枚でも年24,750円の差 |
| 毎年ホテルに泊まる | 無料宿泊券(3〜4万円相当)+トラベルクレジット10,000円分 |
| 年間の決済が200万〜400万円 | 無料宿泊券の条件を満たせて、マイルの上限にも当たりません |
| プリンス・オークラ ニッコーをよく使う | ホテル上級会員資格が自動で付きます |
| マイルにするか迷っている | リワード・プラス無料付帯でポイントが無期限。あとから決められます |
| JALマイルも視野に入れたい | ANA以外の航空会社にも移行できます |
ひと言でまとめると——
「マイルを大量に貯めて、大きく使いたい」ならANAアメックス・ゴールド。
「年会費を特典で取り返しながら、家族で使いたい」ならゴールド・プリファード。
「どちらも年会費が高い」と感じた方には、ANAアメックス(一般カード・年会費7,700円)という選択肢もあります。マイルの貯まり方は控えめですが、入会キャンペーンは25万円の利用から対象なので、いちばん始めやすい1枚です。

実は「2枚持ち」という答えもあります
どちらか1枚に決めきれない方に、私がよくお伝えしているのがこれです。
役割を分ける2枚持ち
- ANAアメックス・ゴールド=ふだんの決済とマイルの受け皿。ANA便やSFCもこちら
- ゴールド・プリファード=ホテルの無料宿泊券とトラベルクレジット、家族カード
ただし年会費は合計82,500円になりますので、「無料宿泊券を毎年きちんと使えるか」が判断の分かれ目です。使い切れないなら、素直に1枚に絞ったほうがお得ですよ。
それから、プロパーカードを何枚持ってもANAマイルの上限40,000マイルは変わりません。「プリファードを2枚持てば80,000マイル」とはならないので、そこは誤解しないでくださいね。
ANAカードを申し込む前に「マイ友プログラム」を忘れずに
ANAアメックス・ゴールドを申し込む方は、申し込みの前に「マイ友プログラム」に登録しておきましょう。通常の入会ボーナスマイルに加えて紹介ボーナスマイルがもらえます。登録は無料ですが、カード申込の前でないと適用されません。

下記からは公式ページよりもお得に入会情報がもらえる方法をお伝えしています。
(1分以内に返信メールが届きます。)
よくある質問(FAQ)
Q1. すでにANAアメックス・ゴールドを持っています。年会費はいつから上がりますか?
2026年11月21日以降の引き落とし分から新しい年会費(42,900円)になります。引き落とし日は会員ごとに違うので、マイアカウントで前回の年会費請求月をご確認ください。
Q2. 新しい特典は、既存の会員も使えますか?
はい。ただし特典ごとに開始日が違います。POWER LOUNGE PREMIUMは2026年9月2日から、ダイニング・キャッシュバックは2026年10月29日から、利用ボーナスマイルは2027年1月1日からです。
Q3. ANA SKYコインがもらえなくなるのは損ではないですか?
2026年12月31日でANA SKYコイン獲得サービスは終了し、2027年1月からは利用ボーナスマイル15,000マイルに変わります。SKYコインは1コイン=1円ですが、マイルは特典航空券に使えば1マイル2円以上の価値になることも多いので、特典航空券を取る方にとってはむしろプラスです。反対に、いつも有償航空券を買う方には使いにくくなるかもしれません。
Q4. ゴールド・プリファードでもANAマイルは貯まりますか?
貯まります。ただし年間40,000マイルが上限で、移行には「メンバーシップ・リワード ANAコース」の年間参加費5,500円(税込)が必要です。ANAアメックス・ゴールドは、この参加費も上限もありません。
Q5. プリファードを2枚持てば、上限は80,000マイルになりますか?
いいえ。プロパーカードを複数枚持っていても、合計で40,000マイルまでです。プラチナとプリファードの組み合わせでも同じです。
Q6. プリファードの無料宿泊券は、年会費のもとが取れますか?
対象ホテルにはマリオットやハイアット、プリンス、オークラなどが並び、1泊2名分の無料宿泊券がもらえます。私が実際に使った南紀白浜マリオットは38,188円でしたので、この1回だけで年会費39,600円のほとんどを回収できました。ただし年間200万円以上の利用とカード継続が条件で、初年度にはもらえません。
Q7. 家族カードはどちらがお得ですか?
ゴールド・プリファードが圧倒的に有利です。2枚まで無料なのに対し、ANAアメックス・ゴールドは1枚21,450円。家族カード1枚で年24,750円、2枚なら46,200円の差になります。ご夫婦で持つ前提なら、ここだけで結論が変わることもあります。
Q8. どちらもポイントの有効期限は無期限ですか?
ゴールド・プリファードはメンバーシップ・リワード・プラスが無料付帯するので無期限です。ANAアメックス・ゴールドもポイントの有効期限は無期限です。ただしマイルに移行したあとは、ANAマイルの有効期限(積算日から36か月)が適用されますのでご注意を。
Q9. 途中でカードを変えられますか?
できます。ANAアメックス・ゴールドとゴールド・プリファードは別系統のカードなので、切り替えというより新しく申し込んで、古いほうを解約する形になります。ただし解約するとポイントが失効する場合があるので、必ず先にマイルへ移行してから手続きしてくださいね。
まとめ:貯めるならANAアメックス、取り返すならプリファード
- 2026年9月2日にANAアメックスがリニューアル。ゴールドは年会費34,100円→42,900円
- 新特典は利用ボーナスマイル15,000マイル・POWER LOUNGE PREMIUM・ダイニング20%還元・プライオリティ・パス。開始日はそれぞれ違います
- 既存会員の新年会費は2026年11月21日以降の引き落とし分から
- 【ANAアメックス有利】ANAマイルの年間移行上限がない(プリファードは40,000マイルまで)/SFCに切り替えられる/ANAラウンジが使える
- 【プリファード有利】無料宿泊券3〜4万円相当+トラベルクレジット10,000円で年会費をほぼ回収できる/家族カード2枚無料で年24,750円の差/ポイントが無期限
- 年間の決済が200万〜400万円ならプリファード、400万円以上ならANAアメックスが目安
どちらが優れているという話ではなく、「マイルを貯めたいのか、年会費を特典で取り返したいのか」で選ぶカードが変わります。
ANAマイルを大量に貯めて特典航空券で飛びたい方はANAアメックス・ゴールド、ご夫婦で持って毎年ホテルステイを楽しみたい方はゴールド・プリファード。どちらを選んでも、旅は確実に豊かになります。ご自身の使い方に正直に選んでくださいね。
グリーンとの比較で迷っている方は、こちらの記事もどうぞ。

参考にした公式情報
- アメックス公式:ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル
- アメックス公式:ANAアメリカン・エキスプレスの提携カードに関するお知らせ
- アメックス公式:ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのサービス
- アメックス公式:ゴールド・プリファード・カード
- アメックス公式FAQ:ANAマイルに移行できるポイントの上限
- アメックス公式FAQ:ANAアメックス カードのポイント移行コース
- アメックス公式:航空会社マイルへのポイント移行
- ANA公式:スーパーフライヤーズカード
- アメックス公式:手荷物無料宅配サービス



