マリオットアメックスとアメックスゴールドプリファードはどっち?プラチナ会員が「無料宿泊」と「年会費回収」で徹底比較【2026年最新】

こんにちは、ゴキゲン主婦マイラーのテルです。

マリオットアメックス プレミアムアメックス・ゴールド・プリファード、どっちを選べばいいのか。
どちらも年会費はしっかりかかるけれど、その分きちんと元が取れる“無料宿泊特典つき”のアメックスです。

私は今、この2枚を両方持っていて、しかもマリオットボンヴォイのプラチナエリートです。

だからこそ言えるのは、「どっちが上か」ではなくて「どっちが自分の旅のしかたに合うか」なんですね。

この記事では、2026年9月時点の公式情報をもとに、年会費・無料宿泊・還元率・ホテルステータスの違いを整理しました。
そしてマイラーがいちばん知りたい「どの航空会社に、どんなレートで交換できるのか」も、公式の数字を並べて比較しています。

けっこう長いので、お茶でも用意してどうぞ。

この記事の結論

選び方の軸は「年間400万円、カードで使うかどうか」の1点です。
使う → マリオットアメックス プレミアム/使わない → アメックス・ゴールド・プリファード
そしてマイルの使い方ホテルステータスへの興味が、最後のひと押しになります。

目次

結論:先に「どっちが合うか」だけ知りたい方へ

マリオットアメックスプレミアムとプリファードどっちが合うか?

 

細かい話の前に、早見表を置いておきますね。

こんな人 おすすめ 理由
年間400万円以上カードを使う マリオット プレミアム 最大75,000ポイントの無料宿泊特典が現実的に届く
マリオット系ホテルに年2回以上泊まる マリオット プレミアム ゴールドエリート+年15泊クレジットが効く
年40,000マイル以上をANAに移行したい マリオット プレミアム アメックスのANA移行には年間40,000マイルの上限がある
ANA以外の航空会社も使いたい マリオット プレミアム 提携航空会社が約38社と圧倒的に多い
年間の決済は200万〜300万円くらい ゴールド・プリファード 200万円で無料宿泊券。条件が届く位置にある
ANAマイルを年40,000マイル以内で使う ゴールド・プリファード 1,000ポイント=1,000マイルの等価交換ができる
ホテルはどこでもいい/外食が多い ゴールド・プリファード レストラン系の特典が厚く、日常で回収できる
家族カードを2枚以上作りたい ゴールド・プリファード 2枚まで無料(プレミアムは1枚まで無料)

ここから、この結論になる理由をひとつずつ見ていきますね。

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まずは基本スペック比較(2026年9月時点)

それぞれの基本スペック

項目 マリオット アメックス プレミアム アメックス ゴールド・プリファード
年会費(本会員) 82,500円(税込) 39,600円(税込)
家族カード 1枚目無料/2枚目以降 41,250円 2枚まで無料/3枚目以降 19,800円
貯まるポイント Marriott Bonvoyポイント メンバーシップ・リワード
基本還元 100円=3ポイント 100円=1ポイント
優遇還元 マリオット直営ホテルで100円=6ポイント 対象加盟店(Amazon、Yahoo!ショッピング、ヨドバシカメラ、Appleなど)で100円=3ポイント
無料宿泊特典 年間400万円以上の利用+継続で最大75,000ポイント分(自己ポイント追加で最大100,000ポイントまで) 年間200万円以上の利用で国内対象ホテル1泊2名分の無料宿泊券
継続特典 年15泊分の宿泊実績クレジット 10,000円分のトラベルクレジット(20,000円以上の単一予約で利用)
ホテルステータス ゴールドエリート自動付与/年500万円以上でプラチナエリート なし
マイル提携先 約38社 13社
マイル移行の上限 1日あたり240,000ポイントまで(年間上限なし) ANAは年間40,000マイルまで
レストラン特典 ポケットコンシェルジュ20%キャッシュバック(年間最大10,000円) ポケットコンシェルジュ20%キャッシュバック/ゴールド・ダイニング by 招待日和/スターバックスカード20%キャッシュバック
空港ラウンジ 国内主要空港+ハワイ(同伴者1名無料) プライオリティ・パス、ポーターサービス、クロークサービス

こうして並べると、性格がまったく違うカードだと分かりますね。

マリオットアメックスは「ホテルとマイルに全振り」、ゴールドプリファードは「暮らし全体を底上げ」。
この一言がいちばん近いと思っています。

ゴールド・プリファードそのものの特典をもっと詳しく知りたい方は、アメックスゴールドプリファード徹底解説|年会費・特典・入会キャンペーンもあわせてどうぞ。

違い①:年会費の差、約43,000円をどう見るか

年会費の差をどうみるか?

まずここでつまずく方が多いので、正直に書きますね。

年会費が改定されました

マリオットアメックス プレミアムは、2025年11月以降の請求分から年会費が
49,500円 → 82,500円に改定されました(33,000円の値上げ)。

正直、私も明細を見たときは「うっ」となりました。

一方のゴールド・プリファードは39,600円。差額は42,900円。決して小さくありません。

2025年11月以降より年会費及びマリオットアメックスプレミアムで獲得できるポイント数など、変更がありました。その時に撮影したものです。継続する方は新マリオットアメックスプレミアムカードについてよく知っておいた方がいいと思いますので、こちらで動画としてまとめてみました。有料動画ですが、よかったらご覧ください。

https://utage-system.com/p/sikkLoHROE3C

テル
テル
テルがマリオットアメックスプレミアムカードを続ける理由。また新カードについて語ってみました!

「実質年会費」で考えると景色が変わる

ただ、アメックスの高年会費カードは特典を使い切る前提で計算すると印象が変わります。

■ マリオットアメックス プレミアムの回収イメージ

  • 無料宿泊特典:75,000ポイント分 → ハイシーズンの好条件なら1泊で年会費の大半をカバー
  • ポケットコンシェルジュ:年間最大10,000円
  • ゴールドエリート/プラチナエリートの朝食・ラウンジ・アップグレード:金額に出ないけれど、体感価値はいちばん大きい

■ ゴールド・プリファードの回収イメージ

  • 無料宿泊券:国内対象ホテル1泊2名分(3〜5万円クラスも狙える)
  • トラベルクレジット:10,000円
  • ポケットコンシェルジュ:年間最大10,000円
  • スターバックス:20%キャッシュバック

数字だけ見ると、ゴールド・プリファードのほうが「取り返しやすさ」は上です。
年会費39,600円に対して、無料宿泊券+トラベルクレジットだけで4〜5万円分になることもあります。

でも、ここに大きな落とし穴があるんですね。次で説明します。

違い②:無料宿泊特典の条件がまったく違う

無料宿泊特典の条件が違う

 

この記事でいちばん大事なところです。ここだけでも読んでいってください。

項目 マリオット プレミアム ゴールド・プリファード
もらう条件 年間400万円以上の利用+継続 年間200万円以上の利用
もらえるもの 最大75,000ポイント分の無料宿泊特典 国内対象ホテルの1泊2名分無料宿泊券
上乗せ 自己保有ポイントを25,000ポイントまで追加できる(合計最大100,000ポイント) なし
使える範囲 世界中のマリオット系ホテル 国内の対象ホテル(リスト指定)

「年間400万円」のハードルは想像以上に高い

マリオットアメックス プレミアムの無料宿泊特典は、年間400万円以上の利用が条件です。
月あたり約33万円。これを1年間、途切れずに、です。

家賃や税金、保険料までカード払いにまとめている方なら届きますが、「食費と日用品と旅行だけ」という使い方だと、まず届きません。

ここが最大の注意点です

400万円に届かないなら、82,500円の年会費に対して無料宿泊特典はゼロになります。
残るのはエリート資格と年15泊クレジットだけ。ステータスに価値を感じない方には、正直きびしい年会費です。

ゴールド・プリファードの「200万円」は現実的

対してゴールド・プリファードは年間200万円。月あたり約17万円です。
生活費をある程度まとめている家庭なら、じゅうぶん狙える水準ですね。

ただしこちらは国内の対象ホテルに限定されます。
リストにあるホテルは魅力的なところが多いのですが、「海外のマリオットに泊まりたい」という使い方はできません。

実際にどんなホテルに泊まれるのかは、体験記にまとめています。

違い③:ポイントの貯まり方を比べる

 

マリオットアメックス プレミアムは貯まる速度が速い

基本100円=3ポイント。マリオット直営ホテルなら100円=6ポイント。
数字だけ見ると「還元率3%!」と思いがちですが、ここは冷静に。

マリオットポイントの価値はおおむね1ポイント0.7〜1円前後で語られることが多く、使い方によってはもっと下がります。
だから実質還元率は2%前後と考えるのが安全ですね。

さらにプラチナエリートになると、宿泊時に50%のボーナスポイントが付きます。
カードで払って3%、そこにステータスのボーナスが乗るので、マリオットに泊まれば泊まるほど雪だるま式に増えていきます。

ゴールド・プリファードは「使う場所」でメリハリをつける

基本は100円=1ポイント。ここだけ見ると控えめです。

ただし対象加盟店では100円=3ポイントになります。

    ・Amazon(Amazon.co.jp、マーケットプレイス、Kindle本、Amazon Business)
    ・Yahoo! JAPAN(Yahoo!ショッピング、Yahoo!オークション)
    ・App Store・Appleのサービス(Apple Musicなど)
    ・Uber Eats
    ・ヨドバシカメラ(ヨドバシ・ドット・コム、石井スポーツ、アートスポーツ)
    ・JAL公式ウェブサイト
    ・一休.com
    ・HIS公式ウェブサイト
    ・アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン
    ネットショッピングと旅行予約が、まとめて3倍になるイメージですね。


    Amazon・Yahoo!ショッピング・ヨドバシは、多くのご家庭で決済額の上位に来る場所。
    ネットショッピング中心の生活なら、実質の還元率はマリオットアメックスを上回ります。

    楽天市場は対象外です。楽天市場をよく使う方は、この3倍の恩恵を受けられないので注意してください。
    ※スターバックスは3ポイント対象ではなく、「スターバックス カードへのオンライン入金で20%キャッシュバック」という別の特典です(後述)。

    そしてゴールド・プリファードは、メンバーシップ・リワード・プラスに無料で自動登録されます。
    これによってポイントの有効期限が無期限になり、交換レートも優遇されます。

    ここが次の章、マイル交換で効いてくるんですね。

    違い④:マイル交換を徹底比較【マイラー必読】

    マイル交換の比較

    ここからが、この記事のもうひとつの本題です。

    「ポイントは貯まるけど、結局どの航空会社に、どんなレートで交換できるの?」
    ここを曖昧にしたまま選ぶと、あとで後悔します。

    公式情報をもとに、両方の交換先とレートを並べますね。

    マリオットボンヴォイポイントの交換先とレート

    マリオットボンヴォイ → 航空会社マイル

    • 基本レート:3ポイント=1マイル
    • 60,000ポイントを一度に移行するごとに、5,000マイルのボーナス
    • つまり60,000ポイント → 25,000マイル(20,000+ボーナス5,000)
    • ユナイテッド航空のみボーナスが10,000マイル(60,000ポイント → 30,000マイル)
    • 提携航空会社は約38社
    • 移行は1日あたり3,000〜240,000ポイントの範囲

    主な提携先は、ANA、JAL、シンガポール航空、キャセイパシフィック、エールフランス/KLM、ユナイテッド航空、カンタス航空、カタール航空など。
    ワンワールド・スターアライアンス・スカイチームの3大アライアンスをまたいで選べるのが最大の強みです。

    注意点

    アメリカン航空、アビアンカ航空、デルタ スカイマイルへの移行は5,000マイルのボーナス対象外です。
    また、必ず60,000ポイント単位で移行するのが鉄則。
    30,000ポイントずつ2回に分けると、ボーナス5,000マイルがもらえず、まるごと損をします。

    メンバーシップ・リワード(ゴールド・プリファード)の交換先とレート

    アメックスのメンバーシップ・リワードは、提携航空会社が13社です。

    航空会社 プログラム 通常レート
    ANA ANAマイレージクラブ 2,000ポイント=1,000マイル
    JAL JALマイレージバンク 3,000ポイント=1,000マイル
    シンガポール航空 クリスフライヤー 2,000ポイント=1,000マイル
    キャセイパシフィック航空 アジア・マイル 2,000ポイント=1,000マイル
    エールフランス/KLM フライングブルー 2,000ポイント=1,000マイル
    デルタ航空 スカイマイル 2,000ポイント=1,000マイル
    ブリティッシュ・エアウェイズ エグゼクティブクラブ 2,000ポイント=1,000Avios
    カタール航空 プリビレッジクラブ 2,000ポイント=1,000Avios
    カンタス航空 フリークエントフライヤー 2,000ポイント=1,000ポイント
    エミレーツ航空 スカイワーズ 2,000ポイント=1,000マイル
    タイ国際航空 ロイヤルオーキッドプラス 2,000ポイント=1,000マイル
    スカンジナビア航空 ユーロボーナス 2,000ポイント=1,000マイル
    ヴァージン アトランティック航空 フライングクラブ 2,000ポイント=1,000マイル

    ここで大事なのが、ゴールド・プリファードはメンバーシップ・リワード・プラスに自動登録されるという点です。

    メンバーシップ・リワード・プラス加入で、ANAが等価交換に

    プラス加入時のANAレートは1,000ポイント=1,000マイル
    通常の2,000ポイント=1,000マイルから、2倍のレートになります。
    ゴールド・プリファードはこのプラスが無料で自動登録されるので、最初からこのレートです。

    ただし、ANAへの移行には条件があります。

    • 「メンバーシップ・リワード ANAコース」への登録が必要
    • 年間参加費5,500円(税込)(2年目以降自動更新)
    • 最少移行単位は1,000ポイント

    【最重要】ANAマイルには年間40,000マイルの上限がある

    ここ、見落とすと大変なことになります。

    アメックス → ANAマイルの年間上限

    メンバーシップ・リワード・プラス加入時:年間40,000ポイント(=40,000マイル)まで
    未加入時:年間80,000ポイント(=40,000マイル)まで

    どちらにしても、1年に受け取れるANAマイルは40,000マイルが天井ということです。

    40,000マイルというと、ANAの特典航空券でいえば

    • ハワイ往復エコノミー(レギュラーシーズン40,000マイル)……ちょうど1人分
    • ヨーロッパ往復エコノミー(同55,000マイル)……1人分にも届かない

    つまり「夫婦2人でビジネスクラス」を狙うなら、ゴールド・プリファード1枚では絶対に足りません。

    対してマリオットボンヴォイには、この年間上限がありません。
    1日あたり240,000ポイントまで移行できるので、実質的に上限を気にする必要がないんですね。

    マイル還元率で比べるとどうなる?

    「100円使って、何マイル貯まるのか」で計算してみます。

    カード 使う場所 マイル換算 マイル還元率
    マリオット プレミアム 一般加盟店 100円=3ポイント=1.25マイル 約1.25%
    マリオット直営ホテル 100円=6ポイント=2.5マイル 約2.5%
    ゴールド・プリファード 一般加盟店 100円=1ポイント=1マイル 約1.0%
    Amazon・Yahoo!ショッピングなど対象加盟店 100円=3ポイント=3マイル 約3.0%

    ※マリオットは60,000ポイントを一度に移行してボーナス5,000マイルを受け取った場合の計算です(60,000ポイント→25,000マイル)。

    この表、けっこう衝撃的じゃないですか?

    ふだんの買い物ではマリオットアメックスが勝ち(1.25%対1.0%)。
    でもAmazonやYahoo!ショッピングでは、ゴールド・プリファードが3.0%で圧勝します。

    結局、マイラーはどっちを選ぶべき?

    マリオットアメックス プレミアムが向くマイラー

    • 年に40,000マイルを超えるマイルが欲しい(上限なし)
    • ANA以外の航空会社も使いたい(提携38社)
    • アライアンスをまたいで柔軟に特典航空券を取りたい
    • ホテルにもマイルにも、両方使いたい

    ゴールド・プリファードが向くマイラー

    • ANA一本で、年40,000マイル以内で足りる
    • 1,000ポイント=1,000マイルの分かりやすさを重視する
    • Amazon・Yahoo!ショッピング・ヨドバシカメラの利用が多い
    • マイル以外(支払い充当・商品交換)にも使う可能性を残したい

    私の実感でいうと、「夫婦や家族で特典航空券を取りたい人」はマリオット側です。
    40,000マイルの壁は、家族旅行を考えた瞬間に効いてきますから。

    逆に「年に1回、自分1人分のハワイ往復が取れれば十分」ならゴールド・プリファードで足ります。

    ポイントからマイルへの具体的な手続きは、アメックスゴールドプリファードポイントのマイル交換方法を解説!お得な使い方もで詳しく書いています。

    また、ANAマイル重視で「そもそもANAアメックスと比べたらどうなの?」という方は、ANAアメックスゴールドとゴールドプリファードはどっち?「マイル上限」と「年会費の回収」で選ぶもあわせてどうぞ。

    違い⑤:ホテルステータスがあるかないか

    ホテルステイタスの違い

     

    ここはマリオットアメックス プレミアムの完全勝ちです。

    持っているだけでマリオットボンヴォイのゴールドエリートが自動で付きます

    • 客室のアップグレード(空室状況による)
    • レイトチェックアウト(午後2時まで/空室状況による)
    • ボーナスポイント25%上乗せ
    • 到着時のウェルカムギフト

    さらに毎年15泊分の宿泊実績クレジットが付くので、実際に10泊すれば25泊扱い。
    プラチナエリートの50泊が、ぐっと近づきます。

    ゴールド・プリファードには、ホテルステータスの特典はいっさいありません。
    ここが2枚のいちばん大きな性格の違いです。

    プラチナエリートになると、何がどう変わる?

    ここからは、私が実際にプラチナエリートとして泊まって感じていることを書きますね。

    正直に言うと、ゴールドエリートとプラチナエリートは、別世界です。
    「ちょっと良くなる」ではなく、滞在の体験そのものが変わります。

    ゴールドエリートとプラチナエリートの違い

    特典 ゴールドエリート(25泊) プラチナエリート(50泊)
    ボーナスポイント 25% 50%
    客室アップグレード 可能な範囲で対応 一部スイートを含むアップグレード
    ウェルカムギフト あり ポイント・朝食・アメニティから選択
    ラウンジアクセス なし ラウンジのあるブランドでフルアクセス+無料朝食
    レイトチェックアウト 午後2時まで 午後4時まで
    年間チョイス特典 なし 50泊・75泊でマイルストーンギフト

    ① 朝食とラウンジ──これがいちばん大きい

    プラチナエリートになると、ラウンジのあるブランドではラウンジへのフルアクセスと朝食が付きます。
    ラウンジがないホテルでも、ウェルカムギフトで朝食を選べます

    朝食を金額に換算すると

    都市部のマリオット系ホテルの朝食ビュッフェは、1名4,000〜7,000円ほど。
    夫婦2名で年間10泊すれば、それだけで8万〜14万円相当になります。
    年会費82,500円が、朝食だけで返ってくる計算ですね。

    しかもラウンジは朝食だけではありません。
    昼間のドリンクとスナック、夕方のカクテルタイム。
    これを使いこなすと、外での食事回数がぐっと減ります。

    子ども連れの旅行だと、「朝ごはんをどこで食べるか」を考えなくていいというだけで、旅のストレスが本当に減るんですよ。

    ② 午後4時レイトチェックアウト

    これは実際に使ってみて、いちばん「持っていてよかった」と思う特典かもしれません。

    通常のチェックアウトは11時か12時。それが午後4時になります。

    最終日の午前中に観光して、いったん部屋に戻ってシャワーを浴びて、荷物をまとめて出発。
    この「もう半日」があるかないかで、旅程の組み方がまったく変わります。

    特に夕方や夜のフライトで帰る旅では、荷物を預けて街をさまよう時間がなくなるので、体力の消耗が段違いです。

    注意点

    午後4時レイトチェックアウトは、リゾートホテルやコンベンションホテルなど、対象外の施設があります。
    また混雑期は希望に沿えないこともあるので、「必ず4時までいられる」と思い込まないほうが安全です。
    私は前日にフロントで確認するようにしています。

    ③ スイートを含むアップグレード

    ゴールドエリートのアップグレードは「上のカテゴリーの部屋」まで。
    プラチナエリートは一部スイートを含むアップグレードの対象になります。

    もちろん確約ではなく、空室状況しだいです。
    毎回スイートに入れるわけではありません。ここは正直に書いておきますね。

    ただ、平日や閑散期はかなり期待できます。
    同じ料金で泊まっているのに、部屋の広さが倍以上になることもあります。

    ④ 年間チョイス特典(マイルストーンギフト)

    50泊と75泊のタイミングで、マイルストーンギフトが選べます。

    年によって選択肢は変わりますが、無料宿泊の権利やポイント、スイートナイトアワードなどから選ぶ形です。
    「50泊まで頑張ったご褒美」があると、あと数泊の背中を押されるんですよね。

    ⑤ 50%ボーナスポイント

    宿泊料金だけでなく、客室付けにできるレストランやスパの利用分にも50%のボーナスが乗ります。

    ホテル内で食事をするなら、必ず部屋付けにしたほうがお得ということですね。
    これは知っているかどうかで、けっこう差がつきます。

    そして貯まったポイントは、そのままマイルにも回せます。
    「泊まればマイルが増える」という循環をつくれるのが、マリオット側の面白さです。

    【プラチナエリートで実際に受けた対応】

     

    プラチナエリートへの道:カードが効くのはここ

    プラチナエリートの条件は年間50泊
    これを自力で泊まるのは、正直かなり大変です。

    ここでマリオットアメックス プレミアムが効いてきます。

    • カード継続で毎年15泊分の宿泊実績クレジットが付く
    • つまり、実際に泊まるのは35泊で50泊扱い
    • さらに年間500万円以上のカード利用で、宿泊数に関係なくプラチナエリートに昇格

    条件が厳しくなりました

    2026年1月から、カード利用によるプラチナエリート昇格の条件が年間500万円以上に変更されました。
    以前より確実にハードルが上がっています。ここは正直にお伝えしておきますね。

    それでも、15泊のクレジットは毎年もらえます。
    年に何度かマリオットに泊まる方なら、このクレジットの積み上げでプラチナが見えてきます。

    「ステータスを買う」のではなく、「ステータスまでの距離を縮めるカード」と考えるのが正確ですね。

    違い⑥:日常で使う特典はゴールド・プリファードが厚い

    日常の特典の違いゴールドプリファードは手厚い

    ここまでマリオット側の話が続いたので、ゴールド・プリファードの強みもしっかり書きますね。

    旅行に行かない日のことを考えると、ゴールド・プリファードには次の特典があります。

    • ゴールド・ダイニング by 招待日和:対象レストランで所定のコースを2名以上予約すると1名分が無料(対象店舗・条件は公式で要確認)
    • ポケットコンシェルジュ:20%キャッシュバック(年間最大10,000円)
    • スターバックスカードへのチャージ:20%キャッシュバック
    • プライオリティ・パス、空港ポーターサービス、クロークサービス
    • スマートフォン・プロテクション、キャンセル・プロテクション、ショッピング・プロテクション

    と、「旅行しない月でも効く特典」が並びます。

    マリオットアメックス プレミアムにもポケットコンシェルジュ特典(2025年10月28日から追加)はありますが、全体としてはホテル寄りの設計です。

    外食が多いご家庭なら、招待日和とスタバの2つだけで年会費の1/4〜1/3は返ってくる感覚ですね。

    プライオリティ・パスの使い勝手については、【プライオリティパス体験談】海外ラウンジを大満喫!メリット・デメリットも紹介にまとめています。

    違い⑦:家族カードのコスパ

    家族カードのコスパの違い

    意外と見落とされがちですが、ここは大きな差になります。

    • ゴールド・プリファード:家族カード2枚まで無料
    • マリオットアメックス プレミアム:1枚目無料、2枚目以降41,250円

    ご夫婦+お子さん、というように3人でカードを持ちたいなら、ゴールド・プリファードのほうが圧倒的に安いです。

    ただしマリオットアメックスの場合、家族カードの利用分も本会員の年間利用額に合算されるので、400万円・500万円という条件を家族で一緒に目指せるという別のメリットがあります。

    プラチナを狙うなら、家族カードは「年会費」ではなく「加速装置」として見たほうがいいですね。

    プラチナ会員の私が、それでもゴールド・プリファードを手放さない理由

    プラチナエリート特典

    「プラチナエリートなら、マリオットアメックス1枚でいいのでは?」と思われるかもしれません。
    実際、私も一度そう考えました。

    でも、手放さなかった理由が3つあります。

    理由①:ホテルに泊まらない日のほうが圧倒的に多い

    当たり前のことなんですが、旅に出るのは年に数回。
    残りの360日近くは、スーパーとドラッグストアとネットショッピングの日々です。

    その毎日で効いてくるのが、Amazon・Yahoo!ショッピング・ヨドバシカメラでの100円=3ポイントと、スタバチャージの20%キャッシュバック、そして招待日和のレストラン特典なんですね。

    マリオットアメックスは「旅の日に強いカード」、ゴールド・プリファードは「暮らしの日に強いカード」。
    この住み分けが、私にはしっくりきています。

    理由②:マイルの出口を分散させておきたい

    マリオットポイントは強力ですが、ANAマイルへの交換は3ポイント=1マイル
    ゴールド・プリファードのANA等価交換(1,000ポイント=1,000マイル)とは、性格がまったく違います。

    ANAマイルを少しずつ、確実に積みたいならゴールド・プリファード。
    まとめて大量に、いろんな航空会社に振り分けたいならマリオット。

    この2つを両方持っておくと、「ANAの年間40,000マイル上限を使い切ったあとも、マリオット側でマイルを増やせる」という状態がつくれます。

    これが、私が両方持っている最大の理由かもしれません。

    理由③:家族カードが2枚まで無料

    家族の決済をゴールド・プリファードに寄せておくと、年会費を増やさずに世帯の還元をまとめられます。

    マリオットアメックスの家族カードは2枚目から41,250円。
    ここは素直にゴールド・プリファードに任せたほうが賢いです。

    私の使い分け(参考まで)

    • マリオット系ホテルの宿泊費・レストラン → マリオットアメックス プレミアム
    • 航空券・旅行の大きな支払い → マリオットアメックス プレミアム(年間利用額を積むため)
    • 日々の買い物・サブスク・外食 → ゴールド・プリファード
    • Amazon・Yahoo!ショッピング・ヨドバシカメラ → ゴールド・プリファード

    75,000ポイントの無料宿泊で、どこに泊まれる?

    「最大75,000ポイント」と言われても、ピンとこないですよね。
    目安を書いておきます。

    マリオットの必要ポイント数はホテルのランクと時期で変動しますが、ざっくりこんな感覚です。

    必要ポイントの目安 泊まれるホテルのイメージ
    〜35,000ポイント 地方都市のフェアフィールド、モクシー、コートヤードなど
    50,000ポイント前後 都市部のシェラトン、ウェスティン、マリオットなど
    75,000ポイント前後 リッツ・カールトン、セントレジス、ラグジュアリーコレクションなどのハイエンドブランドも射程に入る
    100,000ポイント(自己ポイント上乗せ時) 繁忙期のリゾートや、最上級ブランドのハイシーズン

    つまり75,000ポイントは「1泊10万円クラスのホテルに泊まれる可能性がある」水準ということです。

    実際にリッツ・カールトンにポイントで泊まった記録は、リッツカールトン日光宿泊記:安く泊まるには?ポイント泊もできます!にまとめています。

    ただし、ここは正直に

    必要ポイント数は変動制です。人気ホテルの週末やハイシーズンは、75,000ポイントでは届かないこともあります。
    「必ず高級ホテルに泊まれる」ではなく、「平日や閑散期を狙えば届く」というのが実態に近い表現ですね。

    逆にゴールド・プリファードの無料宿泊券は、ポイント数ではなく「1泊2名分」で決まるので、対象ホテルさえ空いていれば計算がしやすいというメリットがあります。

    どのホテルを狙うか迷ったら、マリオット国内ホテル全一覧2026|ランキングと宿泊レビューが参考になりますよ。

    【タイプ別】あなたはどっち?

    マリオットアメックス プレミアムが向いている人

    • 年間400万円以上カードを使う(これが最重要条件です)
    • マリオット系ホテルに年2回以上泊まる
    • 年に40,000マイルを超えるマイルが欲しい
    • ANA以外の航空会社も柔軟に使いたい
    • 海外のマリオットにも泊まりたい
    • 朝食やラウンジ、レイトチェックアウトに価値を感じる
    • いずれプラチナエリートを目指したい
    • 年会費82,500円を「旅の投資」と割り切れる

    特に、ホテル滞在そのものが旅の目的という方には、これ以上ないカードだと思います。

    プラチナエリートになってから、私は「観光を詰め込む旅」から「ホテルでゆっくりする旅」に変わりました。
    朝はラウンジで朝食、午後は部屋でひと休み、4時まで滞在してから空港へ。
    この過ごし方の価値は、数字に出ないんですよね。

    ゴールド・プリファードが向いている人

    • 年間の決済が200万〜350万円くらい
    • ANAマイル中心で、年40,000マイル以内で足りる
    • Amazon・Yahoo!ショッピング・ヨドバシカメラの利用が多い
    • 泊まるホテルにこだわりがない/国内旅行が中心
    • 外食・カフェの利用が多い
    • 家族カードを2枚以上つくりたい
    • 年会費はできるだけ抑えて、確実に元を取りたい

    こちらは「暮らしの中で無理なく回収できるカード」
    条件のハードルが低いぶん、失敗しにくいのが最大の強みです。

    両方持つという選択もある

    私は今、両方持っています。理由はシンプルで、役割が違うからです。

    • 日常の買い物・外食・サブスク → ゴールド・プリファード
    • マリオット系ホテルの支払い・大きな旅行費 → マリオットアメックス プレミアム

    ただ、これは年会費が合計122,100円かかる選択です。
    最初の1枚として両方はおすすめしません。まずは1枚からで十分ですよ。

    正直に伝えたいデメリット

    いいことばかり書いても仕方ないので、両方のマイナス面もはっきり書きますね。

    マリオットアメックス プレミアムのデメリット

    • 年会費82,500円は、やはり重い(2025年11月請求分から改定)
    • 無料宿泊特典の年間400万円条件が高い。届かないと価値が大きく下がる
    • プラチナエリート条件が2026年1月から年間500万円に
    • 家族カード2枚目以降が41,250円と高額
    • マイル交換は3ポイント=1マイル。等価交換のアメックスと比べると数字上は見劣りする
    • 60,000ポイント単位で移行しないとボーナス5,000マイルを取り逃す
    • プラチナ特典は「空室状況による」ものが多く、確約ではない
    • 3ポイント還元の対象は Amazon・Yahoo!ショッピング系で、楽天市場は対象外

    ゴールド・プリファードのデメリット

    • 基本還元率が100円=1ポイントと控えめ
    • ANAマイルは年間40,000マイルが上限(家族旅行を狙うと足りない)
    • ANA移行に年間5,500円の参加費が別途必要
    • 提携航空会社が13社と、マリオットの約38社に比べて少ない
    • 無料宿泊券は国内の対象ホテル限定
    • ホテルステータスが付かない
    • 年会費39,600円は「ゴールド」としては高め

    よくある質問

    Q. マイルを貯めるなら、結局どっちが得ですか?

    「どれだけ貯めたいか」で答えが変わります。

    年40,000マイル以内なら、ゴールド・プリファードの1,000ポイント=1,000マイルが分かりやすくて有利です。
    それを超えて貯めたい、または家族分も欲しいなら、上限のないマリオット側になります。

    Q. マリオットの60,000ポイント単位の移行って、そんなに大事?

    とても大事です。

    60,000ポイントを一度に移行すれば25,000マイル。
    30,000ポイントずつ2回に分けると20,000マイルにしかなりません。
    同じポイント数で5,000マイルの差が出ます。必ずまとめて移行してください。

    Q. 年間200万円も使わない場合、どちらもやめたほうがいい?

    正直なところ、年間の決済が100万円台前半なら、どちらも回収は難しいです。
    その場合は年会費の低いカードを選んで、浮いた分を旅費に回すほうが合理的だと思います。

    Q. マリオットアメックスの通常カード(年会費23,100円)ではダメ?

    通常カードにも無料宿泊特典はあります。ただし内容が一段下がります。

    • 年会費:23,100円(税込)
    • 付与ステータス:シルバーエリート(ゴールドエリートは年間100万円以上の利用で獲得)
    • 無料宿泊特典:年間150万円以上の利用+更新で最大35,000ポイント相当
    • 還元率:100円=2ポイント(マリオット系ホテルで100円=4ポイント)

    マイルの提携先やレートは通常カードでも同じなので、「マイル目的だけ」なら通常カードでも成立します。
    ただし、還元率が2ポイントになるぶん、貯まる速度は3分の2になります。

    Q. プラチナエリートは翌年も維持できる?

    エリート資格は毎年、宿泊実績で判定されます。
    カードの15泊クレジットは毎年もらえるので、その分は毎年下駄を履かせてもらえる形ですね。

    ただし、実際の宿泊が減った年は落ちることもあります。
    「一度取ったら安泰」ではない、という点は覚えておいてください。

    Q. プラチナの朝食は、家族全員が対象?

    対象人数はホテルやブランドによって異なります。
    一般には本人+同伴者1名が基本で、お子さんの扱いはホテルの判断になることが多いです。

    予約時やチェックイン時に確認しておくと、当日のもやもやがなくなりますよ。

    Q. 途中でカードを切り替えられる?

    アメックス同士の切り替えは可能な場合が多いですが、特典の付与タイミングや年会費の扱いが変わります。
    無料宿泊特典を受け取ってから動くのが基本です。詳しくはカード裏面の番号で確認してくださいね。

    Q. 無料宿泊特典に有効期限はある?

    あります。付与から一定期間で失効するので、受け取ったらすぐに使う日を決めておくのが安全です。
    私は付与された月のうちに予約日を仮押さえするようにしています。

    まとめ:判断基準はたった2つ

    長々と書いてきましたが、選び方の軸はシンプルです。

    ①「年間400万円、カードで使いますか?」
    ②「年に40,000マイルを超えるマイルが欲しいですか?」

    どちらもYES → マリオットアメックス プレミアム
    無料宿泊75,000ポイント、ゴールドエリート、プラチナへの15泊クレジット。
    そして上限なしのマイル移行と、約38社の提携航空会社。年会費以上のリターンが見えます。

    どちらもNO → ゴールド・プリファード
    無料宿泊券+トラベルクレジット+レストラン特典、そしてANA等価交換。
    年会費39,600円は確実に回収できます

    どちらも「持っているだけでお得」なカードではありません。
    使う前提で、特典を取りに行く人のためのカードなんですね。

    逆に言えば、条件を分かったうえで選べば、年会費は驚くほど安く感じます。

    私自身、この2枚とプラチナエリートのおかげで、旅の質がはっきり変わりました。
    「泊まれればいい」から「ホテルにいる時間が楽しみ」に変わったんです。

    あなたの旅のスタイルに合うほうを、ぜひ選んでみてくださいね。

    ※本記事の内容は2026年9月時点の公式情報にもとづいています。年会費・特典内容・マイル移行レート・エリート特典は改定されることがあります。また、アップグレードやレイトチェックアウトなどの特典は空室状況やホテルの方針により提供されない場合があります。お申し込み・ご予約・ポイント移行の前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

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