アメックスゴールドプリファードのマイル交換方法【2026年最新】ANA100%・デルタ・ホテルを総額で比較

アメックス・ゴールド・プリファード・カードの新規入会キャンペーンで貯めた12万ポイント。これをどうやってマイルに変えるのか、迷っていませんか?

交換率だけを見ればANAマイルが1,000ポイント → 1,000マイルの100%で最有力です。ただ、交換率が一番高い=一番トクとは限りません。

ANAには年間参加費5,500円と年間40,000マイルの上限があり、なにより特典航空券には燃油サーチャージがかかります。ハワイ往復なら、それだけで7万円以上の現金が必要になることも。

一方でデルタ航空のマイルは交換率80%ですが、デルタ運航便の特典航空券には燃油サーチャージが加算されません。ホテルポイントに換えれば、宿泊費そのものをゼロにできます。

そして見落とされがちなのが国内線。ANAの日本国内線には燃油サーチャージがなく、かかるのは施設使用料の数百円だけです。

この記事では、手順を実際の画面つきで解説したうえで、ANA・デルタ・ホテルポイントを「実際に出ていく現金」まで含めて比較します。数字はすべてアメックス公式・ANA公式の最新の記載で確認しています。

この記事でわかること

  • アメックスポイント → マイルの交換手順(実際の画面つき・5ステップ)
  • 提携航空会社13社の交換レート早見表(ANA100%/JAL40%/その他80%)
  • ANAだけにかかる5,500円と年間40,000マイル上限の正しい理解
  • ANAの燃油サーチャージ一覧と、国内線ならサーチャージ0円という話
  • デルタ航空なら燃油サーチャージが加算されない理由
  • ホテルポイント(マリオット/ヒルトン/ALL Accor)に換えるという選択肢
  • 1ポイントあたりの価値で比べた「タイプ別おすすめ交換先」
  • 12万ポイントの使い道シミュレーション3例(バリ島10泊の実例つき)

※レート・費用はアメックス公式およびANA公式の記載にもとづきます(2026年11月時点)。

目次

結論|交換先は「目的」で選び分けます

いろいろな記事で「アメプリはANA一択」と書かれていますが、私はそうは思いません。何を無料にしたいかによって、正解の交換先は変わります。

タイプ別・おすすめの交換先

①ANAでたくさん飛びたい方 → ANAマイル(100%)
年5,500円と年間40,000マイル上限、そして燃油サーチャージは別途かかります

②現金の持ち出しを減らしたい/カードは1年で解約する方 → デルタ航空マイル(80%)
燃油サーチャージが加算されず、有効期限もなく、移行の参加費も上限もありません

③航空券より宿泊費を浮かせたい方 → ホテルポイント
Marriott Bonvoy・ヒルトン・ALL Accor。宿泊にはサーチャージがかかりません

④国内旅行・帰省がメインの方 → ANAマイル(国内線)
国内線には燃油サーチャージがありません。マイルの価値がいちばん素直に出る使い方です

ゴールド・プリファードは「メンバーシップ・リワード・プラス」に無料で自動登録されています(通常は年間参加費3,300円)。この時点で、どの交換先を選んでもレートは他のカードより有利な状態です。

そのうえで、「交換率100%のANA」と「サーチャージゼロのデルタ」のどちらが自分に合うかを決めていきましょう。判断材料は、次の章でぜんぶ出します。

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アメックスポイントをマイルに交換する手順【5ステップ】

交換の全体像

【手順1】 アメックスのサイトにログインする

【手順2】 「ポイント」→「ポイントの移行」を選ぶ

【手順3】 提携パートナーから移行したい航空会社を選ぶ

【手順4】 マイル数(ポイント数)を指定して「移行する」

【手順5】 積算を待つ(即日〜約2週間)

※スマホにアメックスのアプリを入れておくと、いつでもポイント数を確認できます。ぜひ入れてみてくださいね。

【手順1】アメックスのサイトにログインする

まずはアメックスの公式サイトにログインしましょう。

アメックス公式サイトのログイン画面

出典:アメックス公式ページ

【手順2】「ポイントの移行」を選ぶ

ログインしたら、「ポイント」という項目から「ポイントの移行」を選びます。

アメックス会員サイトのポイントメニューからポイントの移行を選ぶ画面

すると貯まったポイント数が表示され、その下に交換できる品物が出てきます。そのまま下までスクロールすると「エアライン」という表示が出てきますよ。

アメックスのポイント移行画面に表示されるエアラインの一覧

出典:アメックス公式ページ(表示内容は変更される場合があります)

【手順3】提携パートナーから航空会社を選ぶ

アメックス・ゴールド・プリファードで貯めたポイントは、世界13社の航空会社のマイルに交換できます。

アメックスゴールドプリファードのポイント移行提携航空会社13社の一覧

提携航空会社13社の交換レート早見表

航空会社/プログラム 交換レート 交換率
ANA/ANAマイレージクラブ 1,000ポイント → 1,000マイル 100%
スカンジナビア航空/ユーロボーナス 1,250ポイント → 1,000マイル 80%
エミレーツ航空/スカイワーズ 1,250ポイント → 1,000マイル 80%
エールフランス・KLM/フライング・ブルー 1,250ポイント → 1,000マイル 80%
カタール航空/プリビレッジクラブ 1,250ポイント → 1,000マイル 80%
カンタス航空/フリークエントフライヤー 1,250ポイント → 1,000マイル 80%
キャセイパシフィック航空/アジア・マイル 1,250ポイント → 1,000マイル 80%
シンガポール航空/クリスフライヤー 1,250ポイント → 1,000マイル 80%
タイ国際航空/ロイヤルオーキッドプラス 1,250ポイント → 1,000マイル 80%
デルタ航空/スカイマイル 1,250ポイント → 1,000マイル 80%
ブリティッシュ・エアウェイズ/エグゼクティブ・クラブ 1,250ポイント → 1,000 Avios 80%
ヴァージン・アトランティック航空/フライングクラブ 1,250ポイント → 1,000ポイント 80%
JAL/JALマイレージバンク 2,500ポイント → 1,000マイル 40%

※上記はメンバーシップ・リワード・プラス登録時(ゴールド・プリファードは無料で自動登録)のレートです。最新のレートはアメックス公式「マイルへ移行」でご確認ください。

10,000ポイントを交換するとどうなる?

交換先 10,000ポイントが……
ANA 10,000マイル
デルタなど11社 8,000マイル
JAL 4,000マイル

こうして並べると、JALだけが極端に不利なことがわかりますね。アメックスポイントをJALマイルにするのは、正直もったいないです。

【ANAだけ要注意】5,500円と年間40,000マイルの上限

ANAマイルへ交換する条件(まとめ)

・交換レート:1,000ポイント → 1,000 ANAマイル

・最低交換単位:1,000ポイントから、1,000ポイント単位

・年間上限:40,000マイル(1月1日〜12月31日のアメックス処理分)

・複数の対象アメックスカードを持っていても合算で40,000マイル

・ANAマイレージクラブへの登録が必要

・「メンバーシップ・リワードANAコース」の年間参加費5,500円(税込)/登録日から1年間有効・2年目以降は自動更新

・移行するたびの手数料はかかりません

・初回移行:通常約2週間

・移行後のANAマイルの有効期限:原則として36か月後の月末まで

ゴールド・プリファードは「メンバーシップ・リワード・プラス」に無料で自動登録されているため、通常必要な年3,300円はかかりません。ただしANAへの移行参加費5,500円は別に必要です。ここは混同しやすいところなので、しっかり分けて覚えてくださいね。

たとえば40,000ポイントをまとめて移行すると

40,000ポイント → 40,000 ANAマイル + 年間参加費5,500円

40,000マイルあればハワイ往復(エコノミー・レギュラーシーズン)が取れます。航空券にすると十数万円クラス。5,500円の参加費は、じゅうぶん元が取れる計算ですね。

ポイントをマイルに交換するには、あらかじめマイレージクラブへの登録が必要です。まだの方はこちらから。

【手順4・5】ポイント数を選んで移行する

あとは、交換したい航空会社とポイント数を選んで「移行する」をクリックするだけです。

積算までの期間は、短いもので即日、長いものでは約2週間。とくにANAの初回移行は2週間ほどかかるので、特典航空券を取る予定がある方は逆算して早めに動いてくださいね。

ここだけは気をつけて

一度マイルに移行したポイントは元のアメックスポイントには戻せません。「とりあえず移行」はNGです。特典航空券の空席を確認してから移行するのが鉄則ですよ。

ANAの100%にだけ注目してはいけない理由|燃油サーチャージ

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。

ANAの特典航空券は「マイルで航空券が無料になる」と思われがちですが、実際には燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)と税金を現金で払う必要があります。しかもこの燃油サーチャージは、有償航空券と同額です。とくにここ数年、ご存じの通り燃油サーチャージは上がる一方です。

ANA日本発の燃油サーチャージ一覧

方面 片道 往復の目安
欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア 62,000円 124,000円
ハワイ・インド・インドネシア 38,500円 77,000円
タイ・シンガポール・マレーシアなど 32,000円 64,000円
ベトナム・グアム・フィリピンなど 21,500円 43,000円
中国・台湾・香港・マカオ 15,100円 30,200円
韓国 7,100円 14,200円

※2026年11月1日〜12月31日ご購入分の金額です。約2か月ごとに改定されるため、発券前に必ずANA公式の燃油特別付加運賃ページでご確認ください。このほかに空港使用料などの税金もかかります。

【朗報】ANA国内線なら燃油サーチャージは0円です

ここまで国際線の話をしてきましたが、ANAの日本国内線には燃油サーチャージが設定されていません。燃油特別付加運賃は「出発地または目的地が日本の国際線」だけが対象だからです。

国内線特典航空券でかかるお金

・燃油サーチャージ:0円

・旅客施設使用料(PFC):対象空港を発着する場合のみ、1区間あたり数百円程度をクレジットカードで支払い

つまり国内線は、マイルさえあれば本当にほぼ0円で飛べます。沖縄でも北海道でも、片道6,000〜13,000マイルと数百円だけ。これは国際線にはない大きな強みですね。こんな時期だからこそ国内線に目を向けてみるのもありですね!

ハワイと沖縄、同じ40,000マイルでこれだけ違います

・ハワイ往復(エコノミー・レギュラー)……40,000マイル+現金77,000円+税

・東京⇔沖縄 往復(レギュラー)……約21,000マイル+現金は施設使用料の数百円だけ。しかも40,000マイルなら家族2人分が取れます

「マイルでハワイ」に憧れる気持ちはよくわかります(私もそうでした)。でも、燃油サーチャージがかかるときには、家族で国内旅行や帰省に使うほうが、現金の持ち出しはずっと少なくて済むというのは、知っておいて損はないですよ。

つまり、こういうことです

ハワイ往復(エコノミー・レギュラーシーズン)は40,000 ANAマイルで取れます。でも、そこに燃油サーチャージ77,000円+税金が乗ってきます。

家族4人なら、サーチャージだけで約31万円。「マイルがあるから無料」とはいかないんですね。ここを知らずにANAだけを目指すと、いざ発券というときに驚くことになります。

だからこそ、サーチャージのかからない選択肢を知っておく価値があるんです。それが次にご紹介するデルタ航空とホテルポイントです。

デルタ航空スカイマイル|サーチャージなしで飛べるのが最大の強み

交換率は80%(1,250ポイント → 1,000マイル)とANAに劣ります。それでも私がデルタを強くおすすめするのは、手元から出ていく現金がまったく違うからです。

デルタ航空マイルを選ぶ4つの理由

①燃油サーチャージが加算されません
デルタ運航便の特典航空券で支払うのは、税金・空港使用料などの実費のみ。数百円〜数千円で済むことも珍しくありません。

②マイルに有効期限がありません
ANAマイルは36か月で失効しますが、スカイマイルは期限なし。急いで使う必要がありません。

③移行の年間参加費が0円
ANAの5,500円がかかりません。

④年間の移行上限がありません
ANAは年間40,000マイルまでですが、デルタは12万ポイントを一度に移行できます。

ANAとデルタ、結局どちらがトク?

項目 ANAマイル デルタ航空マイル
交換レート 100% 80%
移行の年間参加費 5,500円 0円
年間の移行上限 40,000マイル 上限なし
マイルの有効期限 36か月後の月末 期限なし
燃油サーチャージ かかる(ハワイ往復77,000円) デルタ運航便は加算なし
必要マイル数 固定チャート(読みやすい) 変動制(安い日を狙える)
日本国内線 サーチャージ0円・片道6,000マイル〜 運航なし
日本発の国際線の路線数 多い 限られる

テルの本音

交換率80%でも、サーチャージ7万円を払わずに済むなら、手元に残るお金はデルタのほうが多い。これが、私が「ANA一択」と言い切らない理由です。とくに家族で行く方は人数分のサーチャージが効いてくるので、デルタの価値がぐっと上がります。

ただしデルタは日本国内線を運航していません。国内線に使いたい方は、サーチャージ0円で飛べるANAマイルが正解ですよ。

※デルタの特典航空券は必要マイル数が日々変動します(ダイナミックプライシング)。また、提携航空会社の運航便を利用する場合は、その航空会社の付加運賃がかかることがあります。発券前にデルタ公式で総額をご確認ください。

 

例えば、デルタマイルを使って韓国まで行く場合です。諸税はかかりますがANAのようにサーチャージがかからないんですね。

 

ホテルポイント|「宿泊費」をまるごとゼロにする選択

もうひとつ、しっかりお伝えしておきたいのがホテルポイントです。ポイント宿泊には燃油サーチャージという概念がありません。文字どおり、宿泊費が0円になります。

移行先 レート(プラス登録時) 特徴
Marriott Bonvoy 1,000ポイント → 990ポイント ほぼ等価。世界中にホテルがあり使いやすい
ヒルトン・オナーズ 1,000ポイント → 1,250ポイント ポイントが増える。1ポイントの価値は低め
ALL Accor 3,500ポイント → 1,000ポイント 1ポイント=約2円で使えるが移行レートは不利

※メンバーシップ・リワード・プラス未登録の場合は、必要ポイントが2倍(ALL Accorは7,000ポイント)になります。ゴールド・プリファードは無料で自動登録されているため、上記のレートが適用されます。

ホテルポイントが効くのはこんな旅

・国内旅行……航空券はANAマイル(サーチャージ0円)、宿泊はホテルポイント。この組み合わせなら旅費がほぼ0円になります

・LCCや安い航空券で現地に飛んで、ホテルだけポイントで豪華にするとき

・長期滞在で、宿泊費が旅費の大半を占めるとき(後述のバリ島10泊がまさにこれです)

※最終的にマイルに交換したい場合は、マリオットポイントを経由するのはもったいないのでご注意くださいね。

1ポイントの価値で比べた、交換先の総合比較

「結局どこに交換するのが一番得なの?」というご質問をよくいただくので、1ポイントあたりの価値と別途かかる現金の両方で整理してみました。

交換先 レート 1ポイントの目安価値 別途かかる現金 こんな人に
ANAマイル 1,000 → 1,000マイル 2〜4円以上 国際線はサーチャージ+税/国内線は施設使用料のみ/年5,500円 ANAでたくさん飛びたい方・国内旅行がメインの方
デルタ航空マイル 1,250 → 1,000マイル 1.5〜3円 税金・空港使用料のみ 現金の持ち出しを抑えたい方・1年で解約する方
シンガポール航空マイル 1,250 → 1,000マイル 2〜4円 サーチャージあり 上位クラスに乗りたい方
Marriott Bonvoy 1,000 → 990ポイント 1〜2円 なし 宿泊費を浮かせたい方
ヒルトン・オナーズ 1,000 → 1,250ポイント 0.6〜1円 なし ヒルトン系に泊まりたい方
ALL Accor 3,500 → 1,000ポイント 0.6円前後 なし アコー系を使う方
年会費への充当 1ポイント=1円 1円 なし とにかく出費を減らしたい方
JALマイル 2,500 → 1,000マイル 0.8〜1.6円 サーチャージあり 正直おすすめしません

※ホテルポイントのレートはメンバーシップ・リワード・プラス登録時のものです。1ポイントの価値は特典航空券・宿泊の取り方によって大きく変わるため、あくまで目安としてご覧ください。

ANAを選ぶなら知っておきたい必要マイル数

サーチャージの話をしたうえでも、ANAの必要マイル数の少なさは大きな魅力です。とくに国内線と近距離アジアは、サーチャージが安い(または無い)ぶんANAの強さが素直に出ます。

 

ANA国内線特典航空券(片道)

区間距離 ローシーズン レギュラー ハイシーズン
0〜300マイル 6,000 6,500 9,000
301〜800マイル 7,000 8,500 10,500
801〜1,000マイル 8,000 9,500 12,000
1,001〜2,000マイル 9,500 10,500 13,000

つまり国内線は往復12,000〜26,000マイル。しかも前述のとおり燃油サーチャージは0円なので、40,000マイルあれば家族2人分の往復が、ほぼ現金なしで取れてしまいます。

「アメプリの40,000マイルをどう使うか」で迷ったら、まず国内線も候補に入れてみてください。ハワイより地味に見えますが、手元から出ていくお金で比べると圧倒的に有利です。

ANA国際線特典航空券(日本発・往復)

方面 クラス ロー レギュラー ハイ
韓国 エコノミー 12,000 15,000 24,000
アジア1(中国・香港など) エコノミー 17,000 20,000 30,000
アジア2(東南アジアなど) エコノミー 30,000 35,000 50,000
ハワイ エコノミー 35,000 40,000 65,000
北米 エコノミー 40,000 50,000 72,000
欧州 エコノミー 45,000 55,000 78,000
アジア2 ビジネス 80,000 85,000 95,000
ハワイ ビジネス 80,000 85,000 135,000
欧州 ビジネス 110,000 — 180,000

※2025年6月24日以降の予約・発券分のチャートです。最新の必要マイル数はANA公式「シーズン・必要マイルチャート」でご確認ください。

ANA特典航空券の座席クラスとシーズンの記号の見方

チャートの読み方

座席クラスはこの記号でわけられています。

Y(エコノミー)/PY(プレミアムエコノミー)/C(ビジネス)/F(ファースト)

シーズンはこちら。

L(ローシーズン)/R(レギュラーシーズン)/H(ハイシーズン)

4万マイルあればハワイに行けてしまう——これがANAをおすすめする一番の理由です。日本から出発する場合は、チャートの左側(Zone 1)を参考にしてくださいね。

40,000ポイントを超えた分はどうする?

ANAの年間上限40,000マイルを超えた分は、次の3つから選ぶことになります。

余ったポイントの使い道

①翌年もう一度ANAへ……カードを継続するなら、翌年また40,000マイルまで移行できます

②デルタ航空へ……有効期限なし・サーチャージ加算なし・上限なし。1年で解約する方にも最適

③ホテルポイントへ……Marriott Bonvoyやヒルトンに移して宿泊費をゼロに

※最終的にマイルに交換したい場合は、マリオットポイントを経由するのはもったいないのでご注意くださいね。

マリオットの活用法については、こちらの記事もどうぞ。

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12万ポイント貯まったときの使い道シミュレーション3例

新規入会キャンペーンで12万ポイント貯まったと仮定して、実際にどう振り分けるかを3パターンご紹介します。

例1|ANAに4万ポイント+マリオットに8万ポイント

振り分け 交換後
40,000ポイント 40,000 ANAマイル
80,000ポイント 79,200 Marriott Bonvoyポイント

私がバリ島に行ったときの話です。6万ANAマイルを使ってビジネスクラスで往復のチケットを取り、バリ島のマリオット系列ホテルに10泊しました。

プール付きのホテルでした!

朝ごはんも美味しい!

ビジネスクラスだったので6万マイル必要でしたが、エコノミーなら35,000マイル(レギュラーシーズン)で往復できます。

ホテルは76,000マリオットポイントで10泊できました。プールやジムのついたホテルで、とてもサービスも良かったです。

マリオットのプラチナエリート会員だったので朝食も無料。10泊のうち3泊はお部屋をアップグレードしていただき、お風呂付きのジュニアスイートルームへ。

このバリ島旅行でかかった費用

・往復の飛行機代:マイル+サーチャージで3万円ほど(当時のサーチャージ額です。現在は方面ごとに上記の金額がかかります)

・ホテル代(10泊):無料

つまり、かかったのはサーチャージの3万円ほどと現地で使うお金だけ。このクオリティで10泊できたのは、本当にありがたかったです。

例2|ANAに4万ポイント+デルタ航空に8万ポイント

振り分け 交換後
40,000ポイント 40,000 ANAマイル
80,000ポイント 64,000 デルタマイル

ANAの4万マイルでハワイまでエコノミーで往復できます。ただし前述のとおり、燃油サーチャージ77,000円+税金が別途必要です(2026年11月〜12月購入分)。

それでもハワイ往復の航空券が現金だと20万円を超えることを考えれば、じゅうぶんお得。ただ「無料で行ける」ではないので、この現金分は必ず旅行予算に入れておいてくださいね。

ANAマイルで予約したハワイ行き特典航空券の予約画面

そして残りの8万ポイントはデルタ航空へ。64,000デルタマイルになります。

この例のポイントは「現金がほとんど要らない」こと

ANAでハワイに飛ぶとサーチャージだけで77,000円。いっぽうデルタ運航便の特典航空券はサーチャージが加算されず、支払うのは税金・空港使用料の実費だけです。

実際に私がデルタのマイルで日韓路線を取ったときも、支払いは税金と空港使用料だけでした。ここまで総額が違うということを、ぜひ覚えておいてくださいね。

※デルタの特典航空券は必要マイル数が日々変動する仕組み(ダイナミックプライシング)です。路線・日程によって大きく変わるので、必ずデルタ公式で実際の必要マイル数をご確認ください。

カードを1年で解約する予定の方は、期限のないデルタマイルに逃がしておくのが一番安心です。ANAのように年間40,000マイルの上限もないので、余った8万ポイントをまるごと1回で移行できるのも大きな利点ですね。

例3|翌年もカードを継続して、8万ポイントをANAへ

翌年もカードを持ち続けるなら、2年に分けて合計80,000 ANAマイルを作れます(年間上限40,000マイル×2年)。

ここが一番の誤解ポイントです

ANAへの移行は年間40,000マイルが上限なので、80,000ポイントを1年でまとめてANAマイルにすることはできません。「12万ポイント=12万ANAマイル」ではない点にご注意くださいね。

では、80,000 ANAマイルで何ができるのか。

使い方 必要マイル
欧州往復(エコノミー・ロー〜レギュラー) 45,000〜55,000
ハワイ往復(エコノミー・レギュラー)×2回 80,000
ハワイ往復(ビジネス・ローシーズン)×1回 80,000
国内線 家族4人分の往復 48,000〜

ビジネスクラスは搭乗するとすぐにウェルカムシャンパンやジュースを出してくれるんです。あの瞬間は、何度乗っても特別な気持ちになりますね。

ハワイのビジネスクラスを狙うなら「ローシーズン」

ハワイ往復ビジネスはローシーズン80,000マイル/レギュラー85,000マイル/ハイシーズン135,000マイルと、シーズンで55,000マイルも差がつきます。ホノルルまでのビジネスクラスは現金だと40万円はしますから、ローシーズンを狙えるかどうかで価値が大きく変わりますね。

ANA特典航空券でビジネスクラスを予約した画面

もちろん国内線で家族旅行もいいですよね。国内線は往復12,000〜26,000マイルなので、80,000マイルあれば家族4人分の往復も狙えます。

また、年会費をポイントで支払うこともできます。1ポイント=1円として充当できるので、年会費を安くしたいという方はこの方法も。(私はポイント払いはしないで、ハワイやその他のビジネスクラスを取りますが……!)

慣れてくると、こんなチケットも取れます

ANAマイルで発券したストップオーバーを使った周遊チケットの予約画面

これ、全部で38,000マイルなんです。日付に注目してください。

  • 5月12日に香港で飲茶をしに1泊
  • そのあとシンガポール観光を1週間
  • 東京に戻ってくる
  • さらに9月分の沖縄までの片道チケットまで予約

4回も飛行機に乗っているのに38,000マイル。取ろうと思えば、ここにバンコクをつけても同じ38,000マイルで取れてしまいます。

沖縄まで行くだけでもANAで飛んだら2万5千円は余裕でかかりますよね。えっ、もっと高い?……ですよねーーー。

それが新規入会特典のボーナスポイントを交換するだけでできてしまうんです。マイルってすごいですよね?

読者さんからいただいた声

・「海外旅行滞在費6泊50万円が無料になったよ!」

・23歳の息子さんから「数百万得してる!ありがとう!」

・「おかげさまで息子のアメリカまでの渡航費、マイルでまかなえたよ。」

・「沖縄まで家族旅行できてめっちゃ嬉しい!」

・「大好きな韓国に何回も行けた!」

こういう声を聞くと、私もほこほこします。どんな風に使ったのか、よかったらレポートお待ちしていますね。

よくある質問(FAQ)

Q. アメックスゴールドプリファードのポイントはANAマイルに何%で交換できますか?

A. 1,000ポイント → 1,000マイルの100%です。ゴールド・プリファードは「メンバーシップ・リワード・プラス」に無料で自動登録されているため、この最高レートが最初から使えます。

Q. ANAへの移行に手数料はかかりますか?

A. 移行1回ごとの手数料はかかりません。ただし「メンバーシップ・リワードANAコース」の年間参加費5,500円(税込)が必要です。登録日から1年間有効で、2年目以降は自動更新されます。

Q. 12万ポイントを一気にANAマイルにできますか?

A. できません。ANAへの移行は年間40,000マイルが上限です。複数のアメックスカードを持っていても合算での上限になります。超える分は翌年に回すか、デルタ航空やホテルポイントへ交換しましょう。

Q. マイルへの移行はどのくらいかかりますか?

A. 短いもので即日、長いもので約2週間です。ANAの初回移行は通常2週間ほどかかるため、特典航空券の予約日から逆算して早めに手続きしてくださいね。

Q. ANAマイルで特典航空券を取れば無料になりますか?

A. 航空券代は無料になりますが、燃油サーチャージと税金は現金で支払います。ハワイ往復なら燃油サーチャージだけで77,000円(2026年11月〜12月購入分)。家族4人なら約31万円になります。予算に必ず入れておいてくださいね。

Q. 燃油サーチャージを払わずに飛ぶ方法はありますか?

A. 2つあります。ひとつはANAの国内線。国内線には燃油サーチャージが設定されておらず、かかるのは旅客施設使用料(数百円)だけです。もうひとつはデルタ航空のスカイマイルで、デルタ運航便の特典航空券には加算されません。

Q. ANAの国内線特典航空券にも燃油サーチャージはかかりますか?

A. かかりません。燃油特別付加運賃は「出発地または目的地が日本の国際線」だけが対象です。国内線で必要なのは、対象空港を利用する場合の旅客施設使用料(PFC/1区間数百円程度)のみ。マイルの価値がもっとも素直に出る使い方です。

Q. 結局、ANAとデルタはどちらがおすすめですか?

A. ANAでたくさん飛びたい方はANA、現金の持ち出しを抑えたい方・家族で行く方・カードを1年で解約する方はデルタです。デルタは年間参加費も移行上限もなく、マイルの有効期限もありません。「交換率100%だからANA」と決めつけないほうがいいですよ。

Q. カードを1年で解約するつもりです。おすすめの交換先は?

A. デルタ航空のスカイマイルがおすすめです。有効期限がなく、年間の移行上限もないため、余ったポイントをまるごと1回で移行できます。ホテル派ならMarriott Bonvoyやヒルトン・オナーズも有力な選択肢です。

Q. ホテルポイントに換えるのはもったいないですか?

A. 目的によります。最終的にマイルにしたいなら遠回りでもったいないですが、宿泊費を丸ごとゼロにしたいなら有力な選択肢です。ポイント宿泊には燃油サーチャージがかからないので、「航空券は安く買って、ホテルだけ豪華に」という使い方もできますよ。

Q. JALマイルには交換しないほうがいいですか?

A. レートが2,500ポイント → 1,000マイル(40%)と極端に不利です。JALマイルを貯めたい方は、JALカードなど別の手段を使うほうが効率的です。

Q. 移行したマイルの有効期限は?

A. ANAマイルは原則として36か月後の月末までです。デルタ航空のスカイマイルには有効期限がありません。

Q. ポイントを年会費の支払いに使えますか?

A. 使えます。1ポイント=1円として年会費に充当できます。ただしマイルに換えたほうが1ポイントあたりの価値は高くなるので、旅行に使う予定があるならマイル移行のほうがおすすめです。

まとめ|ポイントは貯め方も大事、使い方はもっと大事

こんな方 おすすめの交換先
ANAでたくさん飛びたい ANAマイル(100%)+サーチャージ分の現金を用意
家族で行く/現金の持ち出しを抑えたい デルタ航空マイル(80%)。サーチャージ加算なし
カードを1年で解約する デルタ航空マイル。期限なし・上限なし
国内旅行・帰省がメイン ANAマイル(国内線はサーチャージ0円)
宿泊費を浮かせたい/長期滞在 Marriott Bonvoy・ヒルトン
とにかく出費を減らしたい 年会費への充当(1ポイント=1円)
JALマイルが欲しい 40%と不利。JALカードなど別の手段を推奨

この記事の結論

・ANAは交換率100%。ただし年5,500円・年間40,000マイル上限・燃油サーチャージあり

・デルタは80%でもサーチャージ加算なし・期限なし・参加費なし・上限なし

・ANA国内線はサーチャージ0円。施設使用料の数百円だけで飛べます

・ホテルポイントなら宿泊費そのものが0円に

・JALは40%なので避ける。海外系11社は一律80%

・移行は元に戻せないので、空席と総額を確認してから

ポイントは貯め方も大切ですが、使い方によって価値が低くなったり、めちゃくちゃ高くなったりします。

そして「交換率が高い=一番トク」ではありません。マイルで無料になるのは航空券の運賃部分だけで、サーチャージと税金は現金です。ここを踏まえて、ご自分の旅のスタイルに合う交換先を選んでくださいね。

新規入会キャンペーンで貯めたポイントだけでも、じゅうぶんに「マイル生活」は楽しめます。迷ったら、まずは総額(マイル+現金)で比べてみる——これが失敗しないコツですよ。

ポイントサイトも組み合わせると、貯まるスピードがさらに変わります。

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